「営業のさしすせそ」を使う具体的な場面を知りたい
このような疑問にお答えしていきます。
この記事では、
- 営業の「さしすせそ」とはそもそもなんなのか
- 営業の「さしすせそ」の具体的な活用シーン
- 活用するうえでの注意点
こんな内容がわかります。
現役営業マンであるTAKUが詳しく解説していきます!
この記事を読んでいただくと、営業の「さしすせそ」の具体的な使い方がわかるので、会話が怖くなくなります!
会話が怖くなくなりますね!
では、お話していきます。
お好きなところからご覧いただけます!
営業の「さしすせそ」は魔法の言葉!【今日でマスターしよう】
営業マンはいろいろなスキルを身につけなくてはいけませんが、簡単で効果があるのが「営業のさしすせそ」です。
スキルというほどではないかもしれませんが、知っているのと知らないのでは大違いですよ。
- さ:さすがですね、最高ですね
- し:知らなかったです、信じられないです
- す:素晴らしいですね、すごいですね
- せ:センスが違いますね、センスがありますね、センスがいいですね
- そ:そうなんですか、そうなんですね、そのとおりです
このように言葉の頭文字をとって「さしすせそ」といいます。
相手を褒めるときや、相槌のバリエーションとして活用できます。
「営業のさしすせそ」は会話ではなく相槌のテクニック
「営業のさしすせそ」は【相槌のテクニック】です。
相手の話した内容に合わせて、「さしすせそ」を当てはめていくというイメージです。
会話が盛り上がる相手であれば特に意識する必要はありませんが、
会話が盛り上がらない相手や緊張する人を相手にする場面ではあらかじめ意識しておくと会話がスムーズになります。
商談でもっとも怖い「無言」の時間をなくすのに活用できますね。
「さしすせそ」をうまく当てはめながら会話をすることで、相手の温度感が上がり会話の量を増やすことができます。
「営業のさしすせそ」を活用するシチュエーション
「営業のさしすせそ」の内容はわかったと思いますので、次に具体的にどのような場面で活用すると効果があるかを解説していきます。
「営業のさしすせそ」は「相手を褒める」ことに特化しているので、相手の気分をよくさせる必要がある場合に活用します。
具体的には、
- 商談
- 接待
- 社内のコミュニケーション
などで活用すると効果を発揮します。
商談で相手の話を聞く
商談の場合、ほとんどのケースは相手と初対面だと思います。
初めての相手だと緊張感がありなかなか本題のプレゼンに入れませんよね。
世間話で緊張をほぐす際に積極的に「営業のさしすせそ」を使いましょう。
相手の会話に興味があるという意思表示にもなるので、
「そうなんですか~」「はい」
などのようにリアクションが同じにならないように「営業のさしすせそ」をうまく使いバリエーションを増やして対応しましょう。
そうすることで、相手の温度感もあったかくなり商談を進めやすくなります。
上司との会話のやり取りなど社内コミュニケーションにも活用できる
社内でのコミュニケーションって意外に多いですよね。
普段の社内の会話で「さしすせそ」を意識している人は少ないと思います。
嫌な上司から話しかけられたらそっけない返事をしているのが想像つきます。笑
しかし、嫌な上司に対しても「さしすせそ」を使うことで上司が心を開いてくれて業務がスムーズの進むということに繋がるかもしれません。
上司との関係性を構築するのは正直めんどくさいですが、
「さしすせそ」を使って上司をいい気持ちにさせておくだけでもかなり関係性は向上するのでオススメです。
実際に僕も上司に使っています。。
営業会社あるあるかもしれませんが、上司は自分がすごいと思われたいという願望が強いんですよね。
なので「さしすせそ」を上手く使って上司の相手をしてみましょう!
上司に小言を言われる時間が少なくなれば、もっと営業活動に集中できますし、
無駄にストレスをためることもなくなるのでオススメです!
「営業のさしすせそ」を使う具体的な会話例
ここではより具体的な「営業のさしすせそ」の使い方をご紹介します。
「営業のさしすせそ」単体で使うのではなく一言添えると嫌味がなく効果的です。
営業編
まず営業編ですが、お客様相手なので言い回しを工夫しましょう。
- さ:だから従業員のみなさんのやる気がすごいんですね、さすがですね
- し:知らなかったです、そういう発想もあるんですね
- す:それはすばらしいお考えですね
- せ:そのように受けとるんですね、センスが違いますね(いい意味)
- そ:そうなんですね!それはおもしろい(興味深い)お話ですね
このような使い方がいいと思います。
営業の場面では新規顧客なのか、既存顧客かによって使い分けが必要です。
コツは、「さしすせそ」と一緒に言葉を付け加えることです。
そうすることで、相手の会話に興味を示しているという証明にもなります。
「さしすせそ」だけで相槌をしてしまうと適当に返事をしているような印象を与えてしまうので注意しましょう。
上司編
続いて上司編ですが、上司編は正直めっちゃ簡単です。
- さ:まさか即決で契約できるなんて、さすが〇〇さんです!!
- し:そんな便利なやり方があるなんて知らなかったです!
- す:いつも周りに目を配っていただいて素晴らしいですね!
- せ:カッコイイ時計してますね、やっぱり〇〇さんはセンスが違いますね!
- そ:そうなんですね、いつも勉強になります。
こんな感じで使うのが効果的です。
褒めること前提で「さしすせそ」を添えるというのがポイントです。
嫌味がないように伝えるように意識しましょう。
使い方を間違えると印象が悪くなるので注意
「営業のさしすせそ」についてお話してきましたが、1つだけ注意点があります。
それは、使い方を間違えると逆効果になるということです。
特に、
- さすがですね
- センスありますね
この2つは要注意です。
さすがですねの危険なポイント
さすがですね!!って言われるとなんかちょっとイラっとする。
という人がいます。
言い方やタイミングなどで受け手の感情が変わるので注意が必要です。
- 素晴らしい判断をした
- 素晴らしいことを成し遂げた
- その人しかできないことがある
このような場合に、「さすがですね!!」という分には悪い気はしません。
使いどころを間違えないようにしましょう。
センスがいいですね、ありますねの危険なポイント
センスという言葉がそうさせているのかもしれませんが、相手との関係性があまりできあがっていない場合に
「センスがありますね!!」「センスがいいですね!」と言うと小ばかにされている感がでてしまいます。
「お前に俺のセンスの何がわかるんだ!」と感じる人もいるということを覚えておきましょう。
オススメは
×:センスがいいですね
〇:センスが違いますね
です。
褒めることが前提なので、僕には気づきもしなかった素晴らしセンスです!
ということが相手に伝わるように、センスが違いますねという言い方の方が使いやすいです。
【参考】たちつてとなかにはいれ
最後に参考までに「営業のさしすせそ」と似たような言葉で、
【たちつてとなかにはいれ】というのがありますのでご紹介します。
これは会話に困ったときによく使われる方法なので、
- 会話が苦手
- 無言になってしまった
- 初めて話すので無難な内容から話したい
というときに役立ちます。
先ほどご紹介した「営業のさしすせそ」と合わせて使うとより効果的です!
たちつてとなかにはいれって何??
具体的には、
- た:食べもの
- ち:地域
- つ:通勤
- て:天気
- と:富(景気や経済など)
- な:名前
- か:体
- に:ニュース
- は:流行り
- い:異性
- れ:レジャー
というように、話題にしやすい会話ネタの頭文字をとっています。
相手とのコミュニケーションを円滑に進めるためにどれも役立つネタです。
食べものや天気、ニュースなどは当たり障りない内容なので最初の会話のきっかけになりますね。
体や異性って何??て思われたと思いますが、
体はダイエットや筋トレなどのネタで異性は好きな芸能人やどういう女性が好みかという内容です。
関係性が出来上がってないとなかなか会話のネタにするのは難しと思いますので、
知識としてインプットしておけばOKというレベルで実践向きではありません。
会話に困ったときにすぐに話題を振れるように、自分が得意なジャンルの話を集めておくことをオススメします。
ニュースや週間天気、近隣のおいしいご飯屋さんや流行りのものなどに日ごろから興味を持ちましょう。
まとめ
さて、今回は
「営業のさしすせそ」の活用シーン
「たちつてとなかにはいれ」
について話しました。
今回ご紹介した内容はどれも知識にとどめておくのではなく実践することでより洗練されていきます。
なので、
- 苦手な取引先の担当がいる
- この人と二人きりになったらきまずい
- どうしても初対面の人と打ち解けるのに時間がかかる
これに当てはまる人はさっそく実践してみましょう。
相手の反応に変化があれば成功なので試していきましょう。